2023/12/10

2024年2月10日 第16回実践研究大会 in 東北・東京・熊本・鹿児島

 TEACCHプログラム研究会 
第16回実践研究大会 in 東北・東京・熊本・鹿児島 
「共に学び 成長する 熱い冬」

 TEACCHプログラム研究会では、2年に1度、全国各地の取り組みから学ぶ、実践研究大会を実施しています。
 今回は、会場参集+オンライン配信のハイブリッド開催にチャレンジします。さらに、会場は全国の皆様が足を運びやすいよう、東京、鹿児島、仙台に三拠点を構えました。ぜひ、ご参加ください。

■日時 
2024年2月10(土)10:30~16:00

基調講演 10:30~12:30 
「自閉症支援者育成に求められるもの~中核的人材を中心に~」   
 講師:中山清司氏(自閉症eサービス全国ネット代表)

実践報告 13:30~16:00 
年代別にそれぞれ3ケースほど発表していただきます。

*幼児期(鹿児島会場)
コメンテーター:下田祐輝氏(一般社団法人ゆこり)、今村三奈子氏(さつきヶ丘保育園)
*学齢期(仙台会場)
コメンテーター:笠合竜明氏(すずかけクラブ)、佐々木康栄氏(よこはま発達グループ)
*成人期(東京会場)
コメンテーター:中山清司氏(自閉症eサービス全国ネット)内山登紀夫氏(よこはま発達グループ)


■会場
3会場(東京、鹿児島、仙台)+オンラインで実施します。全プログラム後日配信あり。

【基調講演】
東京会場で開催、同時にZoom配信を行います。
オンライン参加の方はご自宅などから、鹿児島・仙台会場にお集まりの方はライブビューイング形式でご視聴いただけます。
  
【実践報告】
年齢別に3つの会場で開催、同時にZoom配信を行います。 
オンライン参加の方はお好きな会場に出入りすることが可能です。3会場にお集まりの方も、別会場の実践報告は後日配信でご視聴いただけます。
 
【各会場アクセス】
▼鹿児島会場(幼児期)
鹿児島市山下町14-50
JR鹿児島本線 「鹿児島駅」 徒歩約10分
 
▼仙台会場(学齢期)
泉区泉中央2-24-1
地下鉄南北線 「泉中央駅」徒歩約8分
 
▼東京会場(成人期)
品川区東大井5-18-1 
JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線 「大井町駅」 徒歩約2分 


■参加費
 TEACCHプログラム研究会会員:3000円
 非会員:5000円
 ※会場・オンライン同額。全プログラム後日配信あり


【お申込み】
 peatixにてチケットをご購入ください。
 申込期限は、2024年2月2日(金)23:59まで






皆さまのご参加をお待ちしております!

.....................
第16回実践研究大会実行委員会
TEACCHプログラム研究会東京支部・東北支部・鹿児島支部・熊本支部




2023/11/25

12/4オンライン【4支部合同セミナー】 自閉症支援で大事にしたい想い -それぞれの立場・経験から-


昨年に引き続き、「東北・東京・熊本・鹿児島4支部合同セミナー」を実施します。
今回も、ご本人さん、親御さん、ごきょうだいさんに、それぞれの立場から、ご自身が経験されたことや想いをお話しいただきます。
TEACCHが大切に考える理念の一つが「家族との協働」。ご本人、家族ならではの視点で、自閉症支援を考える機会になればと思います。
オンライン、見逃し配信ありです。是非ご参加ください。
 

【東北・東京・熊本・鹿児島4支部合同セミナー】

自閉症支援で大事にしたい想い -それぞれの立場・経験から-

 

▼日時 
2023123()10:0015:00
124日~1231日まで見逃し配信あり
 
▼方法 
オンラインライブ講演会(Zoom
オンデマンド配信あり
 
▼受講料
TEACCH研 東北・東京・熊本・鹿児島会員 1,500(税込)
TEACCH研 他支部会員 2,000(税込)
非会員   3,000(税込)
 
▼申込サイト(Peatix
※申込期限は、1130日(木)23:59までです。


皆さまのご参加をお待ちしています。





2023/11/05

【報告】2023年度定例勉強会2「構造化」

 2023年度定例勉強会2「構造化」 
 講師:安倍陽子先生


 2023年11月3日(金)全水道会館にて、「構造化ASDの人たちの特性理解から支援へ」~自己効力感・自尊感情を育む~を開催しました。
 講師は、現在横浜市東部地域療育センターに勤務され、日々、発達障害などASDのお子さんたちの療育やご家族の相談をされている安倍陽子先生でした。
 午前中は講義、午後はワークショップと、1日を通して構造化について、具体的でより実践的に、すぐに現場で役立つ内容を学ぶことができました。

 午前中の講義では、「構造化」の基本的なこと、ASDの人たちの学び方の違いについて、得意なことや苦手なこと、なぜ構造化するのか、具体的な例を挙げながらわかりやすく教えていただきました。支援にむけて何を教えるのか、指導領域や構造化のアイディア(物理的整理統合、スケジュール、ワークシステム、マテリアルストラクチャー)を丁寧にご説明いただきました。講義の後半には受講者の皆さんで教室のレイアウトを構造化の意味を考えながら検討する時間がありました。

 午前の講義の中で、構造化をすることは、自分で判断して行動できるようにするためであり、本人の強みを生かしながら学習スタイルや理解の度合いに合わせて行うことが大切であるということを改めて実感しました。スケジュールは、予定や変更を伝えるシステムであり、ASDの人に見通し、安心して活動できるようになるだけでなく、変化を伝えることで変化への耐性をつけ、柔軟性を養うことができる重要なシステムであることも教わりました。

 先生のお話の中で「ASDの人が混乱することは、できないのではなく、わからないことが多い、だから環境を整えて不確定、混乱させる要素を意味のある形にしていくこと、わかることで安心し、やることが明確になることで自ら行動でき、自信が持てるようになる、だから私たちは創造力を必要とする、工夫をしていかなきゃならない」とおっしゃった言葉に力をもらいました。

 午後のワークショップでは、架空事例から構造化ワークシートを活用し、物理的整理統合、スケジュール、ワークシステム、マテリアルストラクチャーの根拠(学習スタイルと個別のアセスメント)、現状の確認(観察と聞き取り)、構造化、発展(般化、柔軟性)のアイディアを先生からヒントをいただきながらまずは個人でシートを記入しました。その後3つのグループに分かれて構造化のワークシートと教室のレイアウトに構造化のアイディアを検討して記入しました。最後にグループごとに発表し先生からの助言を受けました。
 午後のワークショップは、3つのグループとも短い時間の中で構造化の基本的なことを検討しながら教室レイアウトを完成させました。各グループが架空事例から読み取った本人の特性や強味などから構造化に取り組み、スケジュールについては、形態(文字、写真、絵、シンボル等)、長さ、扱い方、開始の手がかり、設置場所など説明しました。ワークシステムについては、形態(色、文字、記号、絵)、組織化(左から右、上から下)、進捗状況の確認、終わり方、課題の場所、片付け場所を示しました。マテリアルストラクチャーについては、時間が足りない部分もありましたが、それぞれ工夫して課題を考え発表しました。その際、視覚的指示の形態や順序立て、注目注意を強める方法、情報と教材の整理統合の方法(かごに入れたままの課題なのか等)課題を考える上でのポイントを先生よりご助言いただきました。また、生活にいかに般化できるかを考えながら構造化を行い、本人の状況や理解の状況に合わせて再構造化していくことの大切さも学びました。ファシリテーターも含め全員が様々な視点に気付くことができ、活気あふれるよいワークになったと思います。

 安倍先生には、多くのマテリアルストラクチャーをご持参いただき、ご厚意に感謝いたします。アンケートからも「感激して涙が出た」「すぐに参考にしたい」など多くの感想が寄せられました。今回の勉強会は、安倍先生のお人柄とASDの方への支援をリアルに現場で生かせるようにしたいという熱意に心動かされる会となりました。
 
 ありがとうございました。



2023/11/02

12/17 飯塚直美先生『コミュニケーション~今この時の「わかる」「伝わる」を大切に~』

TEACCHプログラム研究会東京支部では、自閉症スペクトラムの理解とその知識を深めるための勉強会を行っています。 今年度は年間4回の定例勉強会を行なっており、最終回の今回は「コミュニケーション」について学びます。
 今回は、よこはま発達相談室(クリニックと兼務)より言語聴覚士である飯塚直美先生をお招きして、動画を見ながら午前中は講義、午後は個人ワークで学んで行きます。

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☘️講師の言葉

午前(講義)
その人にとって「意味のある」コミュニケーションとはどういうことか。それを実現(支援)するにはどうすればよいか。さまざまな発達段階の方の評価/指導/支援場面のビデオを見ていただくなどしながら、お話しさせていただきます。

午後(個人ワーク)
ASDのお子さんの言語・コミュニケーション評価(あるいは指導)場面のビデオを見て、お子さんの言語発達やコミュニケーションの特徴に関する所見、セラピストがどのような働きかけや対応をしているかなどを(「なぜそうしたのか」考えながら)記録していただき、それらをふまえて、より良いコミュニケーション支援について検討したいと思います。

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TEACCHプログラム研究会東京支部2023年度定例勉強会4
『コミュニケーション~今、このときの「わかる」「伝わる」を大切に~』

■日時
 2023年12月17日(日) 
 講義:9:30~12:00 ワーク:13:00~15:30
 受付開始:9:10

■講師
 飯塚 直美 先生
 よこはま発達相談室・クリニック 言語聴覚士

講師プロフィール… 横浜市南部地域療育センター、同市総合リハビリテーションセンター、北部地域療育センター、国際医療福祉大学保健学部言語聴覚障害学科(講師)を経て、2000年よりよこはま発達クリニック、2015年よりよこはま発達相談室勤務(クリニックと兼務)。2002年9月より2003年7月までロータリー財団田中徳兵衛冠名奨学基金にて英国自閉症協会に留学。


■場所

 貸会議室「内海」本館2F教室
 千代田区神田三崎町3-6-15
 JR水道橋駅西口1分 

 ※オンライン配信はありません

■参加費 
 講義のみ   会員(全支部):1000円 非会員:2000円 
 講義&ワーク  会員(全支部):2000円 非会員:4000円

 ※当日お支払いください

■定員
 講義のみ    30名
 講義&ワーク  45名  (計75名)




[お願い]
当日、37.5度以上の発熱など、感染症が疑われる症状がみられる場合は参加をお控えください。
キャンセルされる場合はお早めに事務局までご連絡ください。


2023/09/25

【再募集】2023年度定例勉強会2 「構造化」受付開始しました


延期となった定例勉強会2「構造化」の日程が決まり、先にお申込みくださった方々への優先受付が終わりましたので、再募集を開始します。大変お待たせいたしました。
なお、講義&ワークは優先受付の方で満席となりましたので、今回の募集は午前の講義のみとなります。


TEACCHプログラム研究会東京支部 2023年度定例勉強会2
「構造化」~ASDの人たちの特性理解から支援へ【再募集】

☘️講師の言葉

 ASDの人たちに、支援として「構造化」するという言葉は、良く聞かれるようになりました。しかし、まだ一般的には、その言葉を聞いても意味を「理解する」ことは難しいかもしれません。そして、よくよく聞いていくと、こんな誤解もありませんか?

「支援の目的って構造化することがゴールなの?」「構造化って、衝立を立てて仕切ること?」「ASDの人たちに絵や写真を使って教えること?」或いは、こんな声「地域は構造化されていないから、ここでやっても仕方がないのでは?」なども聞かれるかもしれません。

前回、講師の先生とASDの人たちの物の見方や感じ方について、考えられたかと思います。今回は、それを踏まえて、構造化とは何か?個別性は何故必要なのか?などを考えていきたいと思います。


【新日時】2023年11月3日(祝) 受付開始:9:40

     講 義: 10:00~12:00 

     ワーク: 13:00~15:00 ※ワークは満席です


【講 師】安倍 陽子 氏

     横浜市東部地域療育センター

     臨床心理士 公認心理師


【新会場】全水道会館 5階中会議室

     東京都文京区本郷1-4-1

     JR水道橋駅東口2分/都営地下鉄三田線水道橋駅A出口1分

     

【参加費】

  講義のみ:会員(全支部)1000円 非会員2000円 

  ※当日お支払いください

 

【定員】

 講義のみ:40名

 ※オンライン配信はありません 


[参加方法]

peatixにて無料チケットをご購入ください。(お一人1枚ずつ)

購入後、peatixよりメールが自動配信されますのでご確認ください。

当日受付にて受講費をお支払いください。

申込締切:10月31日(火)12:00





[お願い]

当日、37.5度以上の発熱など、感染症が疑われる症状がみられる場合は参加をお控えください。

できるだけマスク着用でご参加ください。

キャンセルされる場合はお早めに事務局までご連絡ください。

2023/09/18

【報告】2023年度定例勉強会3「アセスメント」講師:佐々木康栄先生

【報告】2023年度定例勉強会3「ASDのアセスメント」
講師:佐々木康栄先生

 2023910()、「ASDのアセスメント」~多様性のある人たちのより良い生活に向けて~を開催しました。
 講師は、現在よこはま発達クリニックに勤務され、公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士の佐々木康栄先生でした。

午前中は講義、午後はワークショップという形で、1日かけてアセスメントについて学びました。

午前中は、ASDの方のアセスメントをするということはどのようなことか、アセスメントの種類や方法、アセスメントする際の観察のポイントなど、実際の事例を説明していただきながら教えていただき、とても分かりやすい内容でした。

冒頭で、先生は、「アセスメントを行うためには、よりよく知ること、目の前の人をよく見ること、見るためにはASDについての知識がないといけない。アセスメントするには知識が必要だが、知識だけでは、(講義を聞いただけでは)ダメで、知識で得たことを使ってみることが必要。」とおっしゃっていました。また、「根拠を持った支援を行うためにも、情報を集め解釈し、知識を支援に活かすようにしなければならない。」ともおっしゃっていて、支援を行う人は、学ぶことに終わりはなく、ずっとずっと学び続けていくのだということを改めて感じました。

午後は、実際の検査(PEP-3とTTAP)を行っている映像を見ながら、クライエントさんがどんな風に検査に取り組んでいるか、上手くいっている時と上手くいっていないときはどのような違いがあるかなど、個人ワークで考えつつ、後で詳しく説明していただきました。

ついつい、目の前の結果だけでアセスメントしたつもりになりますが、クライエントさんがその結果に行きついたのには、どのように考え、どのような方略を用いたのか等を考えることがアセスメントするのには重要であることが実感できました。

あっという間に時間が経過し、終了後は「もっと頑張ろう」と思えた研修会でした。

佐々木先生、素敵な研修会をありがとうございました。

当日研修会に参加できなかった方には、見逃し配信を行っております。もちろん、当日参加された方も、復習用として何度でもご覧になれます。視聴期限は101日までです。是非お見逃しなく!




2023/08/07

9/10定例勉強会3「ASDのアセスメント」佐々木康栄先生 オンライン

 


TEACCHプログラム研究会東京支部2023年度定例勉強会3
『ASDのアセスメント~多様性のある人たちのより良い生活に向けて~』 

TEACCHプログラム研究会東京支部では、ASD(自閉症スペクトラム)の理解と、その知識を深めるための勉強会を行なっています。今年度は年間3回の定例勉強会を行なっており、今回は「アセスメント」について学びます。 

 外見からは環境に対しての困り感や得意・不得意が分かりづらい自閉症スペクトラムの方に対して、具体的な支援の手立てを考える為の事前のアセスメント(情報収集)は必要不可欠です。今回は、よこはま発達クリニック・相談室/TEACCHプログラム研究会 東北支部代表の佐々木康栄先生をお招きして、自閉症スペクトラムのアセスメントについて、本来の目的や考え方を改めて振り返り、先生の豊富な臨床経験から具体的な検査の内容や進め方、実際の支援計画にアセスメント結果をどのように反映させていくのか、午前中は講義、午後から動画を見ながら個人ワークで学んでいきます。 

当勉強会は、講義部分のみ3週間程度の後日配信を行います。当日の参加が難しい方もご検討ください。

 

[日時]

2023910日(日) 
講 義  9:30 12:00 ワーク 13:00 15:00

 

[講師]

佐々木 康栄先生

よこはま発達クリニック・相談室 
公認心理師 臨床心理士 精神保健福祉士
TEACCHプログラム研究会 東北支部代表

 

[参加費]

1、講義・・・TEACCH研会員(全支部): 無料/非会員:1000

2、講義&ワーク・・・TEACCH研会員(全支部): 500円/非会員:1500

3、後日配信のみ・・・TEACCH研会員(全支部): 無料/非会員:1000

※1、2のチケットは後日配信がついています。別途ご購入いただく必要はありません。

 

[定員] 

1、講義のみ:40名  

2、講義+ワーク:45

3、後日配信のみ:定員無し

  

[お申込み]

 

  • peatixにて「チケット」をご購入ください。(お一人1枚ずつ購入してください)
  • 購入後、peatixよりメールが自動配信されますのでご確認ください。
  • 講演3日前に、事務局よりZoomと資料のURLをお送りします。
  • 当日は、10分前から入室可能です。

 

[ご了承下さい]

配布資料やZoom入室リンクの他者共有、また講義の録音・録画等の複製、および2次利用は固くお断りします。

 

[キャンセルについて]

  • お申込みから3日以内に入金が確認できない場合、自動キャンセルとなります。
  • 入金後にキャンセルされる場合は、9月7日()13時までに事務局へご連絡ください。それ以降の返金はご対応できませんのでご了承ください。
  • コンビニ/ATMからのお支払いの方は、peatix既定の取り消し手数が発生します。

 

Zoomご利用について]

  • Zoom利用には、パソコン・スマホ・タブレットなどの端末と、ネットワーク接続環境が必要です。
  • 端末には、あらかじめZoomアプリをダウンロードしてください。
  • 初めてZoomを使われる方は、事前に接続性をテストをされることをお勧めします。
  • 大変申し訳ありませんが、Zoom環境設定等の技術的なサポートはお受けできません。Zoomヘルプページをご参照ください。

 

 

 


 

 TEACCHプログラム研究会東京支部では、ASD(自閉症スペクトラム)の理解と、その知識を深めるための勉強会を行なっています。今年度は年間3回の定例勉強会を行なっており、今回は「アセスメント」について学びます。

 外見からは環境に対しての困り感や得意・不得意が分かりづらい自閉症スペクトラムの方に対して、具体的な支援の手立てを考える為の事前のアセスメント(情報収集)は必要不可欠です。今回は、よこはま発達クリニック・相談室/TEACCHプログラム研究会 東北支部代表の佐々木康栄先生をお招きして、自閉症スペクトラムのアセスメントについて、本来の目的や考え方を改めて振り返り、先生の豊富な臨床経験から具体的な検査の内容や進め方、実際の支援計画にアセスメント結果をどのように反映させていくのか、午前中は講義、午後から動画を見ながら個人ワークで学んでいきます。
  
当勉強会は、講義部分のみ3週間程度の後日配信を行います。当日の参加が難しい方もご検討ください。

[日時]
2023910日(日) 
講義 9:30 12:00 ワーク 13:00 15:00

 

[講師]

佐々木 康栄先生

よこはま発達クリニック・相談室 

公認心理師 臨床心理士 精神保健福祉士
TEACCH
プログラム研究会 東北支部代表

 

[参加費]

1、講義・・・TEACCH研 会員(全支部): 無料  /非会員:1000
2、講義&ワーク・・・TEACCH研 会員(全支部): 500円 /非会員:1500
3、後日配信のみ・・・TEACCH研 会員(全支部): 無料 /非会員:1000

1、2のチケットは後日配信がついています。別途ご購入いただく必要はありません。

 

[定員] 

1、講義のみ: 40   
2、講義+ワーク: 45名  
 
3、後日配信のみ: 定員無し

 

[参加方法]

  1. peatixにて「チケット」をご購入ください。(お一人1枚ずつ購入してください)
  2. 購入後、peatixよりメールが自動配信されますのでご確認ください。
  3. 講演3日前に、事務局よりZoomと資料のURLをお送りします。
  4. 当日は、10分前から入室可能です。


[お願い]

  • 配布資料やZoom入室リンクの他者共有、また講義の録音・録画等の複製、および2次利用は固くお断りします。

 

[キャンセルについて]

  • お申込みから3日以内に入金が確認できない場合、自動キャンセルとなります。
  • 入金後にキャンセルされる場合は、9月7日()13までに事務局へご連絡ください。それ以降の返金はご対応できませんのでご了承ください。
  • コンビニ/ATMからのお支払いの方は、peatix既定の取り消し手数が発生します。 

 

Zoomご利用について]

  • Zoom利用には、パソコン・スマホ・タブレットなどの端末と、ネットワーク接続環境が必要です。
  • 端末には、あらかじめZoomアプリをダウンロードしてください。
    https://zoom.us/download
  • 初めてZoomを使われる方は、事前に接続性をテストをされることをお勧めします。
    https://zoom.us/test
  • 大変申し訳ありませんが、Zoom環境設定等の技術的なサポートはお受けできません。Zoomヘルプページをご参照ください。
    https://support.zoom.us/hc/ja

 

2023/07/10

【延期になりました】定例勉強会2「構造化」~ASDの人たちの特性理解から支援へ~


定例勉強会2「構造化」は延期となりました。
ご予定くださっていた皆様には大変申し訳ありません。
新しい日程は、調整でき次第ご案内いたします。

・現在ご予約いただいているチケットは優先的に確保されます。
・開催方法はオンラインに変更される可能性があります。


TEACCHプログラム研究会東京支部 2023年度定例勉強会2
「構造化」~ASDの人たちの特性理解から支援へ

TEACCHプログラム研究会東京支部では、自閉症スペクトラムの理解とその知識を深めるための勉強会を行っています。本年度も、年間4回の定例勉強会を予定しており、第3回では「構造化」について学びます。午後は少人数のワークショップを行います。参加を希望される方は、『講義&ワーク』のチケットをお求め下さい。 

☘️講師の言葉

 ASDの人たちに、支援として「構造化」するという言葉は、良く聞かれるようになりました。しかし、まだ一般的には、その言葉を聞いても意味を「理解する」ことは難しいかもしれません。そして、よくよく聞いていくと、こんな誤解もありませんか?

「支援の目的って構造化することがゴールなの?」「構造化って、衝立を立てて仕切ること?」「ASDの人たちに絵や写真を使って教えること?」或いは、こんな声「地域は構造化されていないから、ここでやっても仕方がないのでは?」なども聞かれるかもしれません。

前回、講師の先生とASDの人たちの物の見方や感じ方について、考えられたかと思います。今回は、それを踏まえて、構造化とは何か?個別性は何故必要なのか?などを考えていきたいと思います。 


【日時】2023827() 受付開始:9:40
    講 義: 10:0012:00 
    ワーク: 13:0015:00

 【講師】安倍 陽子 氏
    横浜市東部地域療育センター
    臨床心理士 公認心理師 

【場所】オリンピック記念青少年総合センター
    センター棟409号室    

    渋谷区代々木神園町3
    小田急線 参宮橋駅 徒歩約7
    千代田線 代々木公園駅 徒歩約10分 

【料金】講義のみ:会員(全支部)1000
           非会員 2000円 
   講義 & ワーク:会員(全支部)2000円 
         非会員4000
         ※当日お支払いください

【定員】講義のみ:40
    講義&ワーク:20

【お申込み】





peatixより、無料チケットをご購入ください。(お一人1枚ずつ)
購入後、peatixよりメールが自動配信されますのでご確認ください。
受講費は当日受付にてお支払いください。

申込締切:823日(水)12:00


【ご連絡

  • 37.5度以上の発熱など、感染症が疑われる症状がみられる場合は参加をお控えください。
  • できるだけマスクの着用にご協力ください。
  • キャンセルされる場合はお早めに事務局までご連絡ください。
  • オンライン配信はありません。


【報告】6/18定例勉強会1「ASDの特性理解~ASDの世界へようこそ~」

 【報告】6/18定例勉強会1
「ASDの特性理解~ASDの世界へようこそ~」

  6月18日(日)に、きゅりあん6F大会議室(大井町駅)にて、諏訪利明先生を講師にお招きして、今年度最初の定例勉強会とワークショップを開催しました。

 前回、諏訪先生に講師をお願いした2020年7月はCOVID-19が大流行しており、TEACCH研究会東京支部初のオンライン開催となりましたので、今回先生に会場にお越しいただいて、参加者の皆さんと対面で実施できたことをとても嬉しく思っております。

 午前(9:30~12:00)の勉強会では、「自閉症スペクトラム症をどう説明しますか?」という問いかけから、セサミストリートのジュリアの動画を視聴しました。他の子どもにもわかるように、違いを大切にしながら自閉スペクトラム症の子どもの特徴を説明することの大切さに気付かされました。

 それから、自閉スペクトラム症を持つ人たちの、定型発達の人とは異なった行動の原因となる、学習スタイルの違いについて一つずつ説明がありました。中でも、自閉スペクトラム症の方の、一見反抗的な態度や、こだわりや物を壊すといった行動が、暗黙的な学習の困難さによる、状況が理解できないための不安から来ているというお話が印象的でした。支援の中で、「何度もやっているし、このくらいわかるでしょ」と、きちんと目に見える形で説明していないことがないだろうか、と自分をふりかえって背筋の伸びる思いでした。

 アンケートでは、「初めての研修だったのですが、とても理解しやすくわかりやすかったです。」「諏訪先生の講義を久しぶりに聞いてやっぱり学び続けることって大切だなぁと感じました。毎回気持ちが新たになり、明日からの支援に前向きな気持ちにもなりました。」などたくさんのご感想をいただき、勉強し始めの方も、自閉スペクトラム症の方との付き合いの長い方も、どちらも多くの学びを得ていただける時間となったことを嬉しく思っております。

 午後(13:30~15:30)のワークショップでは、自閉スペクトラム症の幼児さんの動画を見て、そこで見られる行動がどの学習スタイルに当てはまるかをグループごとに話し合いました。

 動画のお子さんのかわいらしさに顔をほころばせつつ、どのグループも話し合いの時間をいっぱいまで使って、真剣に行動観察と意見の共有がされていました。

 アンケートでも、「自分の思い込みで行動を解釈してしまっていることもあるなと普段の支援を振り返って思うことがありました。学習スタイルに基づいて考え、支援していけるように今日の学び、気付きを活かしていきたいと思います。」「行動を学習スタイルで整理すると、どうしてその行動が起こるのかが見えてくることを実感させられるワークショップでした。常に頭に入れて、その子の理解を深めたいと思いました。」など、参加者の方の、支援している方のことを熱く思う感想がたくさん寄せられました。


 諏訪先生、参加者の皆様、長い時間の研修となりましたが、本当にありがとうございました。

【勉強会担当】





2023/05/07

2023年度定例勉強会1『ASDの特性理解~ASDの世界へようこそ~』

 


TEACCHプログラム研究会東京支部 (NPO法人パルレ共催)
2023
年度定例勉強会1『ASDの特性理解~ASDの世界へようこそ~』

TEACCHプログラム研究会東京支部
では、自閉症スペクトラムの理解とその知識を深めるための勉強会を行っています。
本年度も年間4回の定例勉強会を予定しており、第1回では「自閉症スペクトラムの特性理解」について学びます。
午後は少人数のワークショップを行います。参加を希望される方は、『講義&ワーク』のチケットをご購入下さい。

☘️講師の言葉
 昔、療育にやってきたASDのお子さんをもつお母さんが、よく嘆いていました。「いっぺんその頭をかち割って(怖い。笑)、中がどうなっているのか見てみたい。」その気持ち、わかります。周囲からは理解不能に見えるその行動。しかし、そこにはきちんとしたASDなりの理屈があったりするのです。その理屈を見つけだして、家族や周囲が上手にASDの人たちとやっていけるようにするのが、きっと自閉症支援者の大切な役割なんだと思います。ちょっと試して、確かめて、やっぱり自閉症なんだな、ということを大事にしながら、それでもみんなの中で育てていくためには、「理解」がいつも重要な鍵になるのだと思います。お集まりいただいた皆さんと、その理解の鍵をどうやって手に入れるのか、考えてみたいと思います。


【日時】2023618() 受付開始:9:10
    講 義:  9:3012:00 
    ワーク:13:3015:30

【講師】諏訪 利明 氏
    川崎医療福祉大学准教授 公認心理士
    TEACCHプログラム研究会 常任理事
    TEACCH®認定アドバンストコンサルタント

【場所】きゅりあん(品川区東大井5-18-1
    JR大井町駅徒歩2
    オンライン配信はありません

【参加費】 
 講義のみ:会員(全支部)1000円、非会員2000円 
 講義&ワーク:会員(全支部)2000円、非会員4000
 当日お支払いください

【定員】 講義のみ:50名、講義&ワーク:20
   

[参加方法]

  1. peatixにて「無料チケット」をご購入ください。(お一人1枚ずつ)
  2. 購入後、peatixよりメールが自動配信されますのでご確認ください。
  3. 当日は、受付にて参加費をお支払いください。 


 

 
 申込締切:615()


[お願い]

  • 当日、37.5度以上の発熱など、感染症が疑われる症状がみられる場合は参加をお控えください。
  • キャンセルされる場合はお早めに事務局までご連絡ください。

2023/03/27

【報告】3/21特別講演会&総会「自閉症・発達障害の人の権利擁護について」

 3月21日(火・祝)に、全水道会館にて特別講演会と定期総会を開催しました。コロナ禍でしばらくオンラインでの開催が続いていましたが、久しぶりの対面で参加された方々のお顔を見ながら実施することができました。

 講演会の講師は、毎日新聞記者を経て現在、植草学園大学の副学長でいらっしゃる野澤和弘先生です。「自閉症・発達障害の人の権利擁護について」というテーマでお話していただきました。知的障害のある自閉症の息子さんをお持ちの親としての立場と、新聞記者として様々な取材を続けてらした経験を踏まえたお話を伺うことができました。

 ご講演では、まず障害者の支援と虐待のお話をして頂きました。虐待をどう考え、見て見ぬふりをするのではなく、その小さな芽に気づくことが重要であるという事。一人の人間として認めるという事は、その人の「できる事」をを一つ一つ丁寧に認めていくことと、地域(社会)で生活し、そこでのポジティブな視線を受ける経験をしていくことであるというお話が印象的でした。

 支援する側としては「できないこと」を「できるようにする」ことがどうしても優先してしまいがちで、それが支援することと思ってしまいますができる事を認めるという事はその人のあるがままを受け止めるという事なんだなと「目から鱗」の思いでした。

 地域で共生していくには「学校教育」ではなく「福祉」ではないか?との先生の発言に教員を経験した方からの質問や感想も出されて講演は終了しました。

 対面での講演会、人と人との触れ合いを久しぶりに直に感じながら、先生の貴重なお話を聞く機会を持つことができました。 最後に「やっぱり、対面っていいなぁ」と、つい口に出てしまいました。【講演会担当】


なお、同日、TEACCHプログラム研究会東京支部2023年度定期総会が行われ、全ての議事が承認されましたことをご報告いたします。

改めまして、本年度もよろしくお願い申し上げます。【事務局】




2023/02/12

2023年度特別講演会&総会「自閉症・発達障害の方の権利擁護について ~差別・虐待防止から考える~」

TEACCHプログラム研究会東京支部2023年度総会&特別講演会
自閉症・発達障害の方の権利擁護について~差別・虐待防止から考える~

 自閉症や発達障害と診断される子どもや人が増え、社会的にも関心が高まっています。しかし、保育や学校、支援施設や職場で必ずしも彼らの特性が理解されているわけではありません。差別や虐待も表に出るのは一部で、水面下では生きにくい状況が広がっているようにも思われます。さまざまな特性を持つ人が自分らしく生きられるよう、多様で寛容な社会を作って行かなければなりません。そのために何が必要なのか考えたいと思います。

【日時】 2023年3月21日(火・祝)

 総  会:13:15~13:45 受付13:00~【東京支部会員のみ】  
 講  演:14:00~16:30  受付13:45~

【講師】 野澤 和弘 氏 
植草学園大学副学長(教授)/毎日新聞客員編集委員

【場所】全水道会館 4階 大会議室   
 JR水道橋駅東口2分/都営地下鉄三田線水道橋駅A出口1分

【参加費】TEACCH研会員(全支部)1,000円 / 非会員3,000円
※当日お支払いください
※前日までに入会申込みされた方は会員価格で参加可能です

【お申込み】 申込フォームをご利用ください


<<お願い>>
  • 当日はマスク着用・検温・手指消毒にご協力下さい。(マスク着用が困難な方は受付にお申し出下さい)
  • 新型コロナウイルス感染症に罹患されている方や濃厚接触状態にある方はご参加いただけません。
  • 37.5度以上の発熱(平熱と比べて高い発熱)や、風邪等の症状がある方は参加をお控え下さい。(会場にて症状がみられる場合、参加をお断りすることがあります)
  • 感染状況により、オンラインに変更する可能性があります。



















2023/01/01

2023年度年間事業計画

 

2023年度年間事業計画

時間

事業・内容・講師

1月


 


2月

11日(土祝)

 

TEACCHコラボレーションセミナー2023(本部主催)https://teacchcollaboration2023.peatix.com/

3月

21日(火祝)

 

特別講演会&定期総会 「自閉症の方の権利擁護(仮)」  
講師:野澤和弘氏(植草学園大学)
場所:全水道会館

4月

 

 

 

5月

 

 

 

6月

18日(日)

 

定例勉強会①「ASDの特性理解()
講師:諏訪利明氏(川崎医療福祉大学)
場所:きゅりあん 大会議室 

7月

 

 

 

8月

27日(日)

 

定例勉強会②「構造化()
講師:安部陽子氏 (横浜市東部地域療育センター)
場所:未定

9月

10日(日)

 

定例勉強会③「アセスメント()」 
講師:佐々木康栄氏(よこはま発達相談室)
場所:未定

10

 

 

 

11

 

 

 

12

17日(日)

 

定例勉強会④ 「コミュニケーション」
講師: 飯塚直美氏 (よこはま発達相談室)
場所:未定

※予定は変更になる場合があります。HPFacebook等で最新情報をご確認ください。