2021/09/03

10月30日(土)定例勉強会③『評価』 笠合竜明先生

 

TEACCH研東京支部 2021年度定例勉強会③『評価』
現場で把握し理解につなぐインフォーマル・アセスメント

TEACCHプログラム研究会東京支部では、自閉症の理解とその知識を深めるための勉強会を行っています。本年度は年間4回の定例勉強会を予定しており、第3回では「評価」について学びます。

<講師より>

 自閉症支援に携わる方々にとって、当事者を理解していくことは何よりも重要なポイントであると言えます。ただ、各々の支援者の見立て方によって解釈にバラつきが出ることは支援現場において少なくありません。
今回は、フォーマルなアセスメントとは別に、支援現場にて行動等を把握していく「インフォーマル・アセスメント」についてご説明します。当事者から表出されるサインを客観的情報として集めていくわけですが、特性理解の視点を支援者が持てていないと、サインを誤解してキャッチしてしまう危険性が出てしまいます。

前半の講義では、
■現在のスキルや認知はどのレベルなのか
■どのような質や条件が特性に反応しやすいのか
といった、当事者の評価はもちろんですが、
■「どうするか」の前に「なぜそうなるのか」
■「どんな支援をするか」の前に「どこに支援をすべきか」
といった、支援者の今も確認していきます。
「支援の角度」が正しく当事者ニーズに向いているかに着目していかないと、アセスメントや支援の立案自体が「誰のため・何のため」なのかに気付かないまま実行してしまいます。支援者の質の向上、育成も含め自己満足にならないよう、事例を踏まえながら解説していきます。

後半の演習では、当事者の特性を踏まえてインフォーマル・アセスメントするために必要な視点を整理していきます。
■環境の「質・条件」がどうなっているか
■当事者の特性上、どのような「サイン」が出ているか
知的に重度~軽度タイプの架空事例とオリジナルのアセスメントシートを用いてワークをおこないます。
課題となっている「マイナス面」だけでなく、当たり前のようにできている、興味を持てている「プラス面」にも着目していくことで比較分析を可能とし、「なぜわかりにくいのか」「わかりやすいのか」の要因を把握していきます。

「ジャッジの前にまずキャッチ」をテーマに、支援者間での「チームシェア・共通理解」がどれだけ大切であるか、評価を通して当日は皆さんと一緒に考えていきたいと思います。 

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  • 当勉強会は、午前の講義部分のみ、3週間の後日配信を行います。
  • 午後のワークは、午前の講義に参加されたことを前提に進行しますので、ワークに参加をご希望の方は、午前の講義もご受講ください。

[日時]

 10月30日(土) 講 義:9:30 〜12:00 ワーク:13:30~15:30

[講師]

 笠合 竜明(かさご たつあき)氏 
  社会福祉法人 金沢手をつなぐ親の会法人課長
  相談支援事業所「きずな」 相談支援専門員
  TEACCHプログラム研究会 本部常任理事

[開催場所]

 オンライン会議室Zoom

[参加費]

 講義のみ   東京支部会員:無料  他支部会員:500円 非会員:1500円

 講義&ワーク 東京支部会員: 1000円  他支部会員:1500円 非会員: 2500円

[定員] 

講義のみ   65名

講義&ワーク 20名


[参加方法]

  1. peatixにて「チケット」をご購入ください。(お一人1枚ずつ購入してください)
  2. 購入後、peatixよりメールが自動配信されますのでご確認ください。
  3. 講演3日前までに、事務局よりZoomと資料のURLをお送りします。
  4. 当日は、10 分前から入室可能です。
  5. 講義(午前)の後日配信につきましては、準備ができ次第ご案内します。

[お申し込み]

講義のみのお申し込みは こちら
講義とワークのお申し込みは こちら

[お願い]

  • 配布資料やZoom入室リンクの他者共有、また講義の録音・録画等の複製、および2次利用は固くお断りします。
  • ワークは対話で進行しますので、マイク・カメラ付きの機器でご参加ください。
  • ワークは基本的に実名での参加をお願いしています。不都合のある方はご相談ください。

[Zoomご利用について]

  • Zoom利用には、パソコン・スマホ・タブレットなどの端末と、ネットワーク接続環境が必要です。
  • 端末には、あらかじめZoomアプリをダウンロードしてください。
    https://zoom.us/download
  • 初めてZoomを使われる方は、事前に接続性をテストをされることをお勧めします。
    https://zoom.us/test
  • 大変申し訳ありませんが、Zoom環境設定等の技術的なサポートはお受けできません。Zoomヘルプページをご参照ください。
    https://support.zoom.us/hc/ja

[キャンセルについて]

  • お申込みから3日以内に入金が確認できない場合、自動キャンセルとなります。
  • 入金後にキャンセルされる場合は、10月27日20時までに事務局へご連絡ください。それ以降の返金は対応できませんのでご了承ください。
  • コンビニ/ATMからのお支払いの方は、peatix既定の取り消し手数が発生します。

2021/07/30

定例勉強会②「構造化」ご報告

 定例勉強会②「構造化」ご報告

 7月17日(土)に、定例勉強会②「構造化」をZoomで開催しました。
 講師は、香川県を拠点に幼児から高齢者まで幅広いサービスを展開する社会福祉法人洋々会の草原比呂志先生(あじの里地域生活支援センターセンター長)です。
 午前はよこはま発達クリニックのセミナールームから先生のご講義をライブ配信し、午後は「先生ご考案の超リアルな架空事例(4人)をもとに、ワークシートを用いて作業室のレイアウトを考える」というグループワークでした。
 東京支部では、「実践につなげるためには、勉強会でのワークを重視したい」との思いから、昨年度より午前講義、午後ワークというスタイルを基本として計画していました。しかし、その直後からコロナ禍に突入し、Webでの勉強会開催に舵を切り、毎回手探りではありますがZoomでの開催を継続しており、他支部や他府県の方にもご参加いただけるようになりました。
 ですが今回頭を悩ませたのが、この「構造化」のワークでした。最終的に「物理的構造化」をワークのメインテーマに決定したものの、対面でのワークとは違い、Webでどのようにグループワークすればいいのか、草原先生や東京支部代表の宇野先生、担当で話し合いを重ねました。そして、ワークシートを使用してグループで考えた作業室のレイアウトを、Zoomで画面共有し、注釈機能を使って役員が記録していく、という形をとったのですが・・・。
 いざ発表、の段階で4グループ中、3グループが、「ワークで作成したレイアウト図を保存できていなかった」という冷や汗の結果に。それでも、参加者の方々と役員の見事な連携プレーにより、各グループの発表につなげることができました。
 試行錯誤のなか、スムーズにいかない場面もありましたが、これからの運営に活かし、改善して参ります。参加者のみなさまや草原先生の温かいご協力に感謝申し上げます。
 今回も参加者の皆さまから、たくさんの気づきと学びのご感想をいただきましたので、アンケートより一部ご紹介します。次回の勉強会は10月の予定です。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました!

〇「講義」アンケートより
・構造化はあくまで本人たちが生きやすい環境を作り上げていくこと。アセスや評価の重要性をあらためて感じました。
・グループホームという実際の支援現場では、自立度が比較的高い利用者様の支援を行っています。支援対象者の方に発達障害の方もおり、彼らの文化を知って、その学習スタイルも理解していく必要がある。という部分の話を聞いて改めて、困難事例を振り返った時に、再度のアセスメントの視点の重要性を感じました。上手く行っていない事例は、アセスメントの情報や見立てがまだ足りていない事なのだと再認識致しました。トランジッションエリアやジグが必要な方々では無いですが、視覚提示の部分では、ご本人と何か作業などを行う際に活用できる視点だと感じました。本などで読むことはありましたが、やはり草原先生の講義を聞いて分かりやすく参加してよかったと感じました。作業所への異動もある職場の為、更なる自己研鑽を行いたいと思います。
・学びは、繰り返していく中で深くなり新しい発見がかならずある。とくにTEACCHでは!

○「ワーク」アンケートより
・TEACCH 構造化という字面だけでしかわかっていなかったものが理解し始めたこと、ワークで他の方の支援者としての温かい目線、立場に勇気づけられた。
・事前のケース例は面白く、ワークシート1は仕上げることはできたのですが、ワークシート2は難しかったです。何を書いてよいのかわからないケースが多く、できれば1つでも例が欲しかったです。
・いつも、スタッフが各グループにいてくださること大変心強く時間を有効に使えるのがありがたいです。今回の進め方も内容も工夫されていてとてもよかったと私は思います。次回も楽しみです。

草原先生、ご参加の皆さま、ありがとうございました!


2021/06/25

9/26 本部主催オンライン特別研修『TEACCHをなぜ学ぶのか』

TEACCHプログラム研究会 オンライン 特別研修
~TEACCH をなぜ学ぶのか~
主催 TEACCH プログラム研究会

 TEACCHプログラム研究会は全国に19の支部があり、それぞれの地域に合わせた支部運営の研修会と年に1回本部主催の研修会(TEACCHコラボレーションセミナー、実践研究大会、トレーニングセミナー)が行われています。本部主催の企画も2020年2月行われたコラボレーションセミナー以降、中止にせざるを得ない状況でした。そんな中、どうにかして我々の学びを続けるにはということを本部として話し合い、今回のオンライン研修を実施することを決定しました。会員はもちろんのこと、会員でない方のご参加も大歓迎です。TEACCH研の歴史や最近の自閉症支援のトピック、また若手支援者の話を聞いたり、皆さんで一緒に学べたらと思っております。
皆様のご参加をお待ちしております。

テーマ TEACCHをなぜ学ぶのか 
日 時 2021年9月26日(日)10:00~15:30
    ZOOMウェビナーを利用(後追い配信はありません) 
定 員 250名 (先着順)
参加費 会員 2,000円  非会員 5,000円 
申込み (Passmarket)以下のアドレスから申し込みください。  https://passmarket.yahoo.co.jp/.../detail/02v7m32jx3r11.html





2021/05/29

7月17日(土) 2021年度定例勉強会②『構造化』

 2021年度定例勉強会②『構造化』

 TEACCHプログラム研究会東京支部では、自閉症の理解とその知識を深めるための勉強会を行っています。本年度は年間4回の定例勉強会を予定しており、第2回では「構造化」について学びます。


 定例勉強会②のテーマは「構造化」です。支援者にとって、知識や形式だけの理解に陥りがちな構造化ですが、今回は参加者の方から事前にご意見をいただき、そこに即して講義やグループワークを実施する予定です。先生のご講義や物理的構造化、スケジュール、ワークシステムなどのワークを通し、当事者の方を中心に据える「そのひとありきの構造化」について、実践につながる学びをみんなで深めていきます。
 当勉強会は、講義部分のみ、2週間の見逃し配信を行う予定です。当日の参加が難しい方もご検討ください。

[日時]

 講 義:7月17日(土) 9:30 〜12:00
 ワーク: 同 日  13:00~15:00

[講師]

 草原 比呂志 氏 (あじの里地域生活支援センター長)

[参加費]  

 ★午前・講義のみ
  東京支部会員:無料  他支部会員:500円  非会員:1500円 

 ★午前午後・講義&ワーク
  東京支部会員: 1000円  他支部会員:1500円  非会員: 2500円

  ※ワークのみのご参加はできません

 

[定員] 

 講義:65名
 講義&ワーク:20名


[参加方法]

  1. peatixにて「チケット」をご購入ください。(お一人1枚ずつ購入してください)
  2. 購入後、peatixよりメールが自動配信されますのでご確認ください。
  3. 講演3日前までに、事務局よりZoomと資料のURLをお送りします。
  4. 当日は、15分前から入室可能です。

    講義申込はこちら

    講義&ワーク申込はこち

[お願い]

  • 配布資料やZoom入室リンクの他者共有、また講義の録音・録画等の複製、および2次利用は固くお断りします。
  • ワークは対話で進行しますので、マイク・カメラ付きの機器でご参加ください。

[Zoomご利用について]

  • Zoom利用には、パソコン・スマホ・タブレットなどの端末と、ネットワーク接続環境が必要です。
  • 端末には、あらかじめZoomアプリをダウンロードしてください。
    https://zoom.us/download
  • 初めてZoomを使われる方は、事前に接続性をテストをされることをお勧めします。
    https://zoom.us/test
  • 大変申し訳ありませんが、Zoom環境設定等の技術的なサポートはお受けできません。Zoomヘルプページをご参照ください。
    https://support.zoom.us/hc/ja

[キャンセルについて]

  • お申込みから3日以内に入金が確認できない場合、自動キャンセルとなります。
  • 入金後にキャンセルされる場合は、 
     講義&ワーク:7月13日20時まで
     講義:7月14日12時まで
     に事務局へご連絡ください。それ以降の返金は対応できませんのでご了承ください。
  • コンビニ/ATMからのお支払いの方は、peatix既定の取り消し手数(340円)が発生します。

2021/04/21

5/29(土)定例勉強会①『自閉スペクトラム症の特性理解』

 

2021年度定例勉強会①
『自閉スペクトラム症の特性理解』


TEACCHプログラム研究会東京支部では、自閉症の理解とその知識を深めるための勉強会を行っています。本年度は年間4回の定例勉強会を予定しており、第1回では「自閉スペクトラム症の特性理解」について学びます。

ーーー
 自閉症の特性にはどんなものがあり、ものごとをどのように見聞きして学んでいるのか、その特性や学び方を活かすにはどのような環境を調えるとよいのか、長く実践・研究を続けられている宇野洋太先生にお話ししていただきます。また、チケットBをお申し込みの方を対象に、自閉症の特性を理解するための、少人数のワークショップを行います。
 当勉強会は、講義部分のみ、2週間の見逃し配信を行う予定です。当日の参加が難しい方もご検討ください。

[日時]

講   義:5月29日(土) 9:30 〜12:00
ワーク: 同 日 13:00 〜15:00

[講師]

宇野洋太先生(よこはま発達クリニック 副院長
2003年東京医科歯科大学精神神経科学教室入局。同大医学部附属病院精神神経科、横須賀共済病院、東京都立梅ヶ丘病院、名古屋大学医学部附属病院親と子どもの心療科等を経て、2016年11月から2018年8月までハーバード大学医学部精神科・マクリーン病院(米国)、同年9月〜12月にはバース大学心理学部(英国)に留学。2007年からよこはま発達クリニックに勤務、帰国後の2019年からは現職。


[参加費]

A 講義のみ:東京支部会員 無料/ 他支部会員 500円/ 非会員 1500円
B 講義+ワーク:東京支部会員 1000円 /他支部会員 1500円 /非会員 2500円

[定員] 

A:講義のみ:65名
B:講義+ワーク:20名


[参加方法]

  1. peatixにて「チケット」をご購入ください。(お一人1枚ずつ購入してください)
  2. 購入後、peatixよりメールが自動配信されますのでご確認ください。
  3. 講演3日前までに、事務局よりZoomと資料のURLをお送りします。
  4. 当日は、15分前になりましたら入室してください
  5. 午後のワークに参加の方は、別途ワーク用URLをお送りします。



[お願い]

  • ワークにご参加の方は、対話で進行する場合がありますので、マイク・カメラ付きの機器でご参加ください。
  • お配りした資料や、Zoom入室URLの他者共有は禁止とさせていただきます。

[Zoomご利用について]

  • Zoom利用には、パソコン・スマホ・タブレットなどの端末と、ネットワーク接続環境が必要です。
  • 端末には、あらかじめZoomアプリをダウンロードしてください。
    https://zoom.us/download
  • 初めてZoomを使われる方は、事前に接続性をテストをされることをお勧めします。
    https://zoom.us/test
  • 大変申し訳ありませんが、Zoom環境設定等の技術的なサポートはお受けできません。Zoomヘルプページをご参照ください。
    https://support.zoom.us/hc/ja

[キャンセルについて]

  • お申込みから3日以内に入金が確認できない場合、自動キャンセルとなります。
  • 入金後にキャンセルされる場合は、5月25日20時までに事務局へご連絡ください。それ以降の返金はご対応できませんのでご了承ください。
  • コンビニ/ATMからのお支払いの方は、peatix既定の取り消し手数が発生します。
お問い合わせ、宇野先生へのご質問は、事務局までお寄せください。


2021/03/09

2021年度年間計画

TEACCHプログラム研究会東京支部 2021年度 事業計画

時間

支部主催の事業・内容・講師

3月

6

13:00

特別講演会 「知的障害のない自閉スペクトラム症の方たちとのおつきあいのヒント」  

講師:加藤潔氏(元 社会福祉法人はるにれの里 理事)

場所:オンライン

5月

29

調整中

定例勉強会①「ASDの特性理解()

講師:宇野洋太氏(よこはま発達クリニック副院長)

場所:オンライン

7月

17

調整中

定例勉強会②「構造化()

講師:草原比呂志氏(あじの里地域生活支援センター長)

場所:国立オリンピック記念青少年総合センター

10

30

調整中

定例勉強会③「アセスメント()」 

講師:笠合竜明氏(金沢手をつなぐ親の会 相談支援事業所きずな相談支援専門員/障がい児拠点学童クラブ「すずかけクラブ」支援職員

場所:未定

12

4

調整中

定例勉強会④ 「コミュニケーション)

講師: 下田祐輝氏 (一般社団法人ゆこり 代表理事 言語聴覚士)

場所:オンライン

 

計画は変更になる可能性があります。最新のご案内をブログやFacebook等で必ずご確認ください

「知的障害のない自閉スペクトラム症の方たちとのおつきあいのヒント」開催しました

 2021年の特別講演会は国立リハビリテーションセンター発達障害情報支援センター発達障害支援推進官の加藤潔先生に「知的障害のない自閉スペクトラム症の方たちとのおつきあいのヒント」についてご講演頂きました。昨年度に引き続き新型コロナ感染症対策の為、ZOOM配信によるWEB開催となりましたが、最初から先生らしいユーモアと雑談からなるテンポの良いトークに対して、ZOOMのチャットに「これはすごい」と参加者の方からの書き込みを頂けるほどの盛り上がり展開になりました。

一見雑談を交えた軽いテンポのトークに見えながら、先生のお話の序盤は自閉スペクトラム症の特性や、
定型発達との「違い」や「少数派」であることで発生する生きづらさについて大変分かり易く解説されていました。
 お話の中で印象的に感じられたのは、当事者達のサポーターとしての基本的心がけについて発達障害の特性について視点を変えてポジティブに捉えることや、良いところについてひたすらほめ、励まし続けることでした。
ほめ方についても、ほめる視点を「特別すぐれた所よりも、『あたりまえにできている所』に視点をおく所等は、過剰適応や達成困難な目標,価値基準に陥り、自分を追い詰めてしまうリスクの高い当事者の方に対して、とても現実的なアプローチであることが窺え、先生の臨床経験の広さや深さを感じました。
数多い相談場面での臨床事例のご紹介もありましたが、自閉スペクトラム症の特性に沿って「顕在的学習」から当事者の方個々が置かれた状況理解の為の視点や社会的スキル獲得の為の提案,事前の対処法の提案や、メタ認知の弱さを補う為の振り返り支援とフィードバック等、高機能の方と関わる時に必要な具体的方法もとても分かり易くお話されていました。また、場面設定の巧みさについても先生の発想の豊かさに教えて頂くことが多かったです。
 『「そんなに悪くない」という自尊感情』と『すてきな発達障害(になろう)』というキーワードがありましたが、ハンディの有る無しに関わらず、人として生きる中で必要な示唆に満ちていました。最後に当事者の方が自分の発達障害を肯定し、家族の方がそのメッセージを受け取る事例の話では、先生のお話全般の底流に当事者や家族の方への深い愛情を感じられました。
 明日からまた、当事者の方と当事者の方を支える周囲の方にアプローチを続けて行く勇気と力を頂ける素晴らしい講演会でした。加藤先生、本当にありがとうございました。

……………事務局より…………
見逃し配信の準備が整い、該当の方へURLをお送り致しました。
届いていない方は事務局までご連絡ください。