2025年7月7日

【報告】2025定例勉強会2「TEACCHアプローチにおけるアセスメントの実際:個別性を支える支援計画のために」


 6月29日(日)きゅりあん(品川区立総合区民会館)6階 大会議室にて表題の勉強会を開催しました。今年度の東京支部の定例勉強会は、昨年度TEACCHプログラム研究会本部が企画した基礎講座の動画と支部で企画したワークショップを組み合わせ、設定したテーマについて学びを深めるという構成になっています。

 第ニ回目の今回は、「TEACCHアプローチにおけるアセスメントの実際:個別性を支える支援計画のために」というテーマで、午前中に会場で動画を視聴し、午後は個人ワークにてワークを行いました。
 午前は田園調布学園大学教授であり、TEACCHプログラム研究会常任理事でもあります。黒田美保先生による動画「TEACCHのアセスメントについて」を視聴し受講者による意見交換をおこないました。
 午後からは黒田先生を会場にお招きし午前の動画を振り返りながら、個別の事例動画を視聴し行動をアセスメントして、課題分析表を基に構造化のアイディア、再構造化のアイディアを考える個人ワークで行い、最後はグループワークで様々な考えを共有し学びを深めるという事を行ないました。
 参加者の皆様は様々な視点から、とても活発な意見交換が終始行われていて気付けば、あっという間の一日でした。

 定例勉強会終了後のアンケートからは、
「実際の動画を見て個人ワークからの意見交換がとても面白かったです!黒田先生のご説明もとても聴きやすく、わかりやすかったです!」
「課題分析にて映像を見ながら演習を行うことで、どのような点に気をつけながらアセスメントを行えばいいか、理解しながら出来てとてもよかったです」といった意見から
「ワークショップの開催はありがたいです」といった意見も頂き、参加者の殆どが「大変満足」「満足」と回答されていました。

黒田先生、ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。