【開催報告】
2026年度 定例勉強会3
「評価から考える 自閉症のある方のコミュニケーション」
10月11日(日)よこはま発達相談室にご勤務されている言語聴覚士の飯塚直美先生をお迎えして定例勉強会3「評価から考える 自閉症のある方のコミュニケーション」を開催しました。
コミュニケーション支援のための評価の視点として、自分に期待されていることや、周りの環境の意味を、どのような方法で、どの程度理解しているか(受け取り)、また、伝えたいことや伝えた方がよいことを、どのような方法で、どの程度伝えることができているか(表出面)をアセスメントする必要があることを、様々な実践の動画を交えてお話しいただきました。
動画を見ながら、音声言語だけでなく、視覚的な方法(具体物・写真・絵・文字・ジェスチャーなど)を含めたご本人と支援者の行動を読み取りながら、コミュニケーションとそれ以外の側面を考慮した氷山モデルで考えていく午後のワークも、実践から学べる良い機会となりました。
様々なことを理解しているように見えても、生活で見えていないところが多いこと、人の気持ちを察することが苦手だったりするケースが沢山あることを、「心の理論」のサリーとアンの課題を一つのツールとしてご提示いただき、一人一人ユニークな思考や独特の答えがあることを知りました。
そして目に見えない部分、人の行動を予測したり考えたりすることが難しいその部分を、構造化のアイディアで支援すること、自信を持って過ごせる環境を作ることが支援者にとって大切だと教わりました。
何より、先生の優しいまなざしとお子さんをすべて肯定的に評価されているお姿が印象的で、「支援者には、この人なら伝えて大丈夫と思われる存在になってほしい」とお話しされたことを、日々実践されていることに心が熱くなりました。
飯塚先生、ありがとうございました。そしてご参加の皆様もありがとうございました。
