【定例勉強会③のご報告】
台風10号の接近中ということもあり、お天気や交通機関の状況が気になる中での開催でしたが、熱心な参加者の方々にお集まり頂き、無事に実施することができました。
午前の講義では、早期支援方法の「PRTⓇ」や「DTT」、「ESDM」、「JASPER」についての紹介や違いが取り上げられ、特に黒田先生が翻訳に携わっていらっしゃる「JASPER」については、手法に加え、その中で開発されたアセスメント方法「SPACE」について詳しくご講義頂きました。また、講義の終盤には架空事例を用いて、ワークシートの記入例を基にしながら、目標の選定や支援方法について確認しました。
午後は、実際に「SPACE」を用いたアセスメントの様子の動画を観ながら、午前で紹介されたワークシートを用いて、個人で行動の特徴を整理しました。その後、近くの席の方と二人一組になり、意見交換しながら目標の選定や具体的な支援を考えました。さらにそこから、別のワークシートを用いて本人のスキルや興味関心にあった基盤の遊びを取り上げ、社会性を引き出すためにその遊びをどのように発展させるかを話し合い、いくつかのグループに発表して頂きました。
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「訪問セラピーの中でDTTを中心にお子さんと遊ぶ時間もあり、なるべくPRTのような形でセラピーを進められないか考えていましたが、なかなか遊びが広げにくく苦戦しておりました。今日のSPACEのアセスメントは大変勉強になりました」
「言葉を獲得する前の段階で、遊びが大切だということを知ることができて、大変良かったです」
「曖昧になりやすい社会性の育ちを捉える視点を学ぶことができました」
「保育現場で活かせることがたくさんありました。自分の中で整理して実践してみたいと思います」
「JASPERの勉強会があまりないため、貴重なお話しを伺うことができ、大変勉強になりました。ビデオを見ながら先生がわかりやすく解説して下さったので、理解が深まりました。」
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他にも多数、「明日から現場に活かしたい」、「あまりないテーマで学びを得ることができた」、などのご感想や気づきを頂いております。
黒田先生、ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
次回の定例勉強会④は12月7日です。またのご参加お待ちしております。