TEACCHプログラム研究会東京支部 2024年度定期総会&特別講演会
『自閉スペクトラム症の行動面の課題についての理解と対応』
TEACCHプログラム研究会東京支部では、自閉症スペクトラムの理解とその知識を深めるための勉強会を行っています。
本年度最初の支部勉強会は、鳥取大学大学院教授、井上雅彦先生をお招きしての特別講演会です。
同日定期総会も開催します。ぜひご参加ください。
☘️講師の言葉
自閉スペクトラム症などの神経発達症のある人の中には、自傷行動や攻撃・破壊的行動、常同行動などの行動がある人がいます。これらの行動は環境との不適合から生じており、本人の困難やニーズの現れであると考えられています。支援者は、まず「なぜそのような行動が生じているのか」を理解した上で取り組むことが望まれます。第一に苦手な刺激を最少化し、視覚化や構造化を活用し、環境を調整することが大切です。次に彼らが環境に主体的に働きかけることができるよう、課題となる行動に代わる適応的な行動を提案していくことになります。
本研修会では具体的事例を交えながら行動面の課題についての理解と対応についてお話します。
■日時
2024年3月17日(日)
定期総会:13:40~14:00 受付13:30~ ※東京支部会員の方はご出席ください
講演会 :14:15~16:45 受付14:00~
■講師
井上 雅彦 先生
鳥取大学大学院医学系研究科 臨床心理学講座 教授
---講師紹介---
【略歴】
1992年 兵庫教育大学学校教育学部 障害児教育実践センター助手
1999年 同大学 発達心理臨床研究センター助教授
2005年 同大学 大学院学校教育研究科 臨床・健康教育系 准教授
2008年より現職
【書籍】
「自閉症スペクトラムへのABA入門―親と教師のためのガイド」 東京書籍
「家庭で無理なく対応できる 困った行動Q&A―自閉症の子どものためのABA基本プログラム4(ヒューマンケアブックス)」他
■場所
大田区入新井集会室 大集会室
大田区大森北1-10-14 Luz大森4F
JR大森駅東口3分
■参加費
・会員(全支部):1000円
・非会員:3000円
※当日お支払いください
※前日までにHPより入会申込みをしていただければ、会員としてご参加いただけます。
■定員
・75名
■参加方法
- peatixにて無料チケットをご購入ください。(お一人1枚ずつ)
- 購入後、peatixよりメールが自動配信されますのでご確認ください。
- 当日受付にて受講費をお支払いください。
[お願い]
- 当日、37.5度以上の発熱など、感染症が疑われる症状がみられる場合は参加をお控えください。
- キャンセルされる場合はお早めに事務局までご連絡ください。