2011/12/12

【広報】PECS 2DAYベーシックワークショップ 東京 中野会場のご案内


「ただいま。お母さん、おやつある?」「今日は遠足でね、ぞうを見たよ。」家庭でよく見られる子どもとのやり取りです。でも「うちの子は言葉がないから・・・」とか、「しゃべるのはいつもひとりごとやアニメのセリフばかりで・・・」と子どもとのコミュニケーションをあきらめていませんか。

絵カード交換式コミュニケーションシステム-PECSは、そういった発語がないとか、自分の意思をうまく伝えられない人に対して、絵などのシンボルを使って言語能力を創発するお手伝いをします。高価な教材を必要とせず、絵カードの交換によって自発的なコミュニケーションを可能にする点で大変注目されています。指導法は応用行動分析(ABA)を基にして体系化されており、1枚の絵カードの交換から始まり、複数の絵カードからの選択、絵カードを並べて文の構成へと段階を追って進んでいきます。

受講者は、講師の解説を聞くだけでなく、実演やビデオでの実践例を見たり、ロールプレイを行ったりすることで体を使ってPECSの実施方法の基礎を学びます。

PECSは、米国を中心に世界中に広がっており、近年、日本の学校や施設、家庭などでも少しずつ普及するようになってきました。PECSの使用により、発語やアイコンタクトが促進されたり、笑顔が出始めたり、コミュニケーションの困難から生じる問題行動が減少したり、様々な副次的な効果も確認されています。
受講対象者は、保護者、特別支援学校・学級の教師、特別支援コーディネーター、障害児通園施設や知的障害者施設の職員、言語聴覚士、心理士、作業療法士、居宅・移動介護士、医師、学生などです。

日 程:2011年12月17日(土)-18日(日)
受 付:9:00  受講時間: 9:30~17:00
※受付、受講時間は多少変更する場合がございます。
会 場: 中野サンプラザ
TEL:03-3388-1151
所在地:東京都中野区中野4-1-1
JR中央線・総武線/東京メトロ東西線 中野駅 北口より徒歩1分
講 師:今本 繁(PECSスーパーバイザー)

詳しくは主催者ホームページを御覧ください。

【広報】佐賀県モデル発足10周年シンポジウム 自閉症スペクトラム障害の超早期診断の展望


来年4月に、有名なキャサリン・ロード教授が肥前精神医療センターの招きで来日しシンポジュームが開かれます。
このシンポジュームは、自閉症スペクトラムの超早期発見・支援とともに、ロード教授が開発したADOS,ADI-Rという自閉症スペクトラムの診断評価法の紹介も兼ねています。
ADOS,ADI-Rは、現在日本ではシンポジストら数名の研究ライセンス保持者のみにしか実施が認められていませんが、今後日本の臨床でも広く使われるようになると考えられます。どうぞふるってご参加ください。

基調講演講師 キャサリン・ロード教授
日時 2012年4月28日(土)
会場 九州大学医学部 百年講堂
定員 500名
参加費 7,000円

シンポジスト
黒田 美保 淑徳大学総合福祉学部実践心理学科
稲田 尚子 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所児童青年精神保健部
桑原 斉 東京大学大学院医学系研究科こころの発達医学分野
土屋 賢治 浜松医科大学子どものこころの発達研究センター
三ヶ田 智弘 国立病院機構肥前精神医療センター発達めばえ外来

お申し込み・詳細は主催者ホームページを御覧ください

【TEACCH研東京1月定例勉強会】佐々木正美先生・ゲーリー・メジボフ先生監修のDVDで学ぶ『自閉症の人の見ている世界』


新年最初の勉強会は、DVD観賞会です。
佐々木先生、メジボフ先生が監修された、いま評判のDVD「自閉症の人が見ている世界」より
第1巻「自閉症の人の学習スタイル」
第2巻「自閉症の人が好むこと」 
を視聴し、その後意見交換を行います。
自閉症の方の認知の違いや学習スタイルについて、あらためて学びあいましょう。
美味しいお菓子とお茶をいただきながらの気軽な勉強会です。
TEACCHの勉強会は初めてという方にもお勧めです。
ぜひご参加ください。

日 時  平成24年1月15日 13:30~16:30 (受付13:15~)
場 所  淑徳大学 東京サテライトキャンパス
      豊島区南池袋1-26-9 MYT第2ビル7F (1階がユニクロです)

JR線・丸の内線・有楽町線・東武東上線・西武池袋線 池袋駅より



参加費  会員500円  非会員1000円 (お菓子代込み)
定 員  40名
申込み  必要事項をお書きの上、メールまたはFAX(050-3488-5766)にてお申込み下さい。
1、お名前 2、会員非会員の別 3、ご所属(専門職の方は職場名を、学生の方は学部名を、保護者の方は保護者とお書きください。) 4、連絡先アドレス又は電話番号

※1週間以内に返信の無い場合はお手数ですが再度ご連絡ください。

※朝日文化事業団
『親と教師のための 自閉症の人が見ている世界~自閉症の人を正しく理解する』

2011/11/30

スクールカウンセラーのための自閉症スペクトラムの評価と支援の実際


パンダ研究所よりセミナーのご案内です。スクールカウンセラーの方が対象ですが、保護者の方の参加も歓迎されるそうです。

スクールカウンセラーの皆様は、自閉症スペクトラムが疑われる児童・生徒に出会う機会
も多いのではないでしょうか?

具体的な支援は、的確な見立ての上で可能となります。自閉症スペクトラムの評
価と支援の実際について、シリーズで研修会を行います。今回は、その第1弾で
す。皆さま、奮ってご参加ください。

・日時:2012年1月7日土曜日10:00~17:30(9:30受付開始)

・場所:ぱんだ研究所

・住所:千代田区飯田橋2-7-1 三政魚政ビル2階(魚屋さんの2階の貸事務所)
http://www.chizulla.jp/shop/%E9%AD%9A%E6%94%BF:03-3261-4941.html

・プログラム
企画・運営:内山 登紀夫(福島大学・よこはま発達クリニック)
司会:高橋 絵美子(コラボいなぎ いなぎこども発達支援センター)
1.10:00-13:00 ASDの概論、行動面の特徴および評価について
  講師 稲田 尚子((独)国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)
2.14:00-16:00 認知面の特徴および評価について
  講師 黒田 美保(淑徳大学総合福祉学部・よこはま発達クリニック)
3.16:30-17:30 カウンセリングにおける支援の実際
  講師 黒田 美保 ・ 稲田 尚子

・定員:20人

・受講料:10,000円

・その他:本研修は、臨床心理士研修ポイント申請予定です。

・申し込み方法
e-mailまたはFAXにて「ぱんだ研究所セミナー申込」と明記の上、下記内容をよこはま発達クリニックあてにお送りください。
宛先:よこはま発達クリニック 
FAX 045-942-1099
<記載内容>
※下記個人情報は、本講座の実施に必要な事柄に限定して使用いたします。
 (1)氏名
(2)所属(職業)
(3)連絡先住所・電話/FAX番号・e-mailアドレス(あれば)
希望者多数の場合は先着順に受け付けます。
申し込み受け付け後、払込票をお送り致します。講座当日に払込受領証をお持ちください。

チラシはこちらからダウンロードをお願いします。

2011/11/16

FUN16号2011年度版がアップされました

TEACCHプログラム研究会東京支部の会報誌FUN16号(2011年度版)がアップされましたのでお知らせします。

TEACCH研東京支部会員で事務局にメール登録されている方は、「会報ダウンロード」にアクセスしてダウンロードを行なって下さい。

FUN16号の見所

  • 黒田美保先生による「ペアレントメンターについて」
  • 2DAYワークショップ報告
  • 中山清先生の「発達障害と就労支援」報告
  • ノースカロライナ視察研修報告


2011/11/09

ぷらう45号秋号(2011年度版)がアップされました


TEACCHプログラム研究会本部会報誌「ぷらう」45号秋号が出来上がりました。

主な内容
・内山登紀夫会長の「会長のつぶやき」
・TEACCHコラボレーションセミナー2012のご案内
・平成23年度第2回理事会報告
・列島リレー(今回は京都支部と大阪支部から)

TEACCH研東京会員の方で、事務局にメールアドレスの登録をお済みの方はダウンロード可能です。ブログ上部の「会報ダウンロード」から会員用ページにアクセスしてください。

2011/11/07

TEACCHコラボレーションセミナー2012のお知らせ

「TEACCHの実践をもっと詳しく具体的に学びたい」「最新の情報を知りたい」「実践をとおしてTEACCH部と交流したい」という思いに応えるセミナーです。

今回はゲーリー・メジボフ先生を講師にお迎えして、高機能自閉症スペクトラムの人たちの生涯にわたる支援についてご講演いただき、講演と事例をとおしてTEACCHの理念と実践から学びます。自閉症スペクトラムの支援にかかわる方ならどなたでも参加できます。ぜひご参加ください。

テーマ:高機能自閉症スペクトラムの人への生涯にわたる支援〜幼児期から成人期まで〜

講師:ゲーリー・メジボフ博士(ノースカロライナ大学TEACCH部前ディレクター)
※通訳あり(重松加代子氏)

プログラム
1日目:講演(午前・午後)
「アスペルガー症候群や高機能自閉症の青年・成人への生涯にわたる支援〜教育的支援、人としての成長を支える支援〜」

2日目:実践とディスカッション
「高機能自閉症スペクトラムの人への生涯にわたる支援」
TEACCHプログラム研究会会員から、日本の実践を報告し、メジボフ先生と情報や意見の交換を行います。

日程:2012年2月18日(土)、19日(日)

場所:京都染織会館 シルクホール(市営地下鉄四条駅、阪急烏丸駅下車すぐ)

対象:TEACCHプログラム研究会会員、家族、教師、支援スタッフ、そのほか自閉症の支援にかかわる方

参加費
TEACCHプログラム研究会会員:5,000円
一般:10,000円

申し込み等、詳しい内容は以下のプログラム案内をダウンロードして下さい。
※プログラム案内の閲覧にはPDFリーダーが必要です。ダウンロードができない方は、TEACCH研究会東京支部事務局までメールでお問い合わせください。

2012コラボ1
2012コラボ2
2012コラボ3
2012コラボ4
※もし「閲覧する権限がありません」等エラーメッセーが現れたら、慌てず再読み込みをして下さい。

2011/10/29

12月定例勉強会 事例検討会のご案内

12月の定例勉強会を以下の通り開催致します。
皆様のご参加をお待ち致しております。


「重度知的障害を伴う自閉症高等部男児の事例」
~特性に沿った支援という基本に立って~
発表者:高橋 朋子(東京都立清瀬特別支援学校)


 知的障害特別支援学校高等部重々学級に在籍する自閉症男児の事例について検討します。

 幼少時は、多動・飛び出し、こだわり、パニック、自傷・他害・物壊しなど、激しい行動上の困難がひんぱんに見られたお子さんです。これまで、保護者が医療や療育機関とつながりながら通園施設・学校での生活を重ね、高等部1年生の現在、多くの場面で支援を必要としながらも、基本的にはおだやかに家庭・学校・放課後や余暇の生活を送れるようになってきたところです。

 発表者は、支援学校内で個別の指導や相談を受け持つ立場から、事例のお子さんと約4ヶ月間、週150分、11によるアセスメント・指導を行いました。その中で得られた本人の力や特性の評価から、どんな支援をしたら本人・家族が生活しやすくなるか、卒後の生活に向けて今取り組めることは何かについて、保護者・担任と一緒に考え、試行してきたことを紹介します。

 現在まさに試行錯誤中のケースです。検討会では、ぜひ皆さんから積極的にご意見やアイディアを出していただき討論を深めていければと考えています。ご参加をお待ちしています。

日時:2011年12月4日(日) 13:00〜16:30 ※終了時刻は多少前後することがあります


〒162-0823 東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10階
電話: 03-3235-1171 (代表)



参加費:TEACCH研究会東京支部会員:100円 非会員:500円

申し込み方法 下記(1)〜(4)を明記し、メールまたはFAXにてお申し込み下さい。
  (1)氏名
  (2)会員・非会員の別
  (3)ご所属
   ※専門職の方は勤務先、学生の方は学校名および専攻、保護者の方は保護者とお書きください
  (4)返信可能なメールアドレス(携帯可)またはFAX番号

申し込み先:TEACCH研究会東京支部事務局
   メールはこちら
   FAX:050-3488-5766

※1週間以内に返信のない場合は、お手数ですが事務局までお問い合わせください。
※FAXは、非通知での送信がお受けできません。ご注意ください。

2011/08/06

<特別企画>発達障害と就労支援~高機能自閉症スペクトラムとアスペルガ―症候群を中心に~

自閉症スペクトラム障害(ASD)―その中でも今回は知的な遅れがない高機能自閉症やアスペルガ―症候群の人たちへの就労支援を取り上げます。仕事とのマッチングで鍵となるのはどのようなことか?一般就労と福祉就労ではどういった点が違うのか?就労に向けて在学中から準備できることや、現在就活中の人が取り組むべき課題、また就労後の生活支援まで視野に入れて専門家と家族に求められることとは何か? 多様なケースを通じて、講師の中山清司さんに学びましょう。
(TEACCHプログラム研究会東京支部主催セミナー)

日時:2011年9月11日(日) 10:00~16:30 (9:40受付開始)
場所:東京大学医学部 入院棟A15階 大会議室
講師:中山清司(なかやまきよし)

講師プロフィール:
大阪市立大学文学部人部関係学科卒業。和歌山大学大学院障害児教育修士課程修了。1992 年 社会福祉法人横浜やまびこの里に就職し、知的障害、自閉症者の支援に関わる。2002 年 米国ノースカロライナ大学 TEACCH 部インターンを経て、2004 年から社会福祉法人横浜やまびこの里「仲町台センター」地域支援課長兼「ヘルパーセンターやまびこ」所長。その後、「京都市発達障害者支援センターかがやき」副所長、などを歴任。(こうした多忙な中でも、ずっと「よこはま発達クリニック」の心理セラピストを務めている。)

申し込み方法:以下の内容をメールかFAX(050−3488−5766)で事務局までお申し込みください。
(1)氏名
(2)所属
(3)連絡のつく電話番号もしくはメールアドレス
(4)今回のセミナーでどういうことを学びたいと思っているか※必須ではありません


参加費:
・TEACCHプログラム研究会東京支部会員:2,000円 
・一般:5,000円 (資料代込み)
※当日お支払いください。  

2011/07/05

PEP-3ワークショップ追加募集のお知らせ

専門職対象のPEP−3ワークショップ(Bコース)は、定員に達しましたので募集を締め切らせていただきます。

7月30日講義のみ(Aコース)には、まだ若干の余裕がありますので、追加募集致します。
会員・非会員の区別は問いません。

先着順で受け付けますので、定員になりしだい受付を終了致します。
この機会に、お早めにお申し込み下さい。

申し込み方法など、詳しくはこちらをご覧下さい。

2011/06/07

PEP-3ワークショップのご案内

TEACCHプログラム研究会東京支部では、毎年基礎講座をふまえた実習形式のワークショップを開催してきました。昨年までは自立課題作成を行ってきましたが、今年度は課題作成に必要なご本人への評価――中でも今回はPEP-3 を取り上げます。講習会一日目はPEPの概要をふまえたうえで、ビデオを見ながらの採点実習をおこないます。二日目は実際の器具をつかって検査してみましょう。PEP-3の検査結果をどうように支援に生かすのか考えていきます。

講師:黒田 美保  よこはま発達クリニック,淑徳大学総合福祉学部

日時:
7月30日(土)10:00〜16:30   
7月31日(日)9:30〜16:30
ワーク(A):30日のみ  ワーク(B):30、31日両日 ただし(B)は専門職の方が対象。※Bコースの受付は終了しました

タイムスケジュール:
7月30日(ワーク1日目)(A・B共通)
9:50        受付
10:00    講義「PEPとCARSの概要」
12:00 昼休み(自己紹介タイム)
14:00 モデル児のビデオを見ながら採点実習
16:00 まとめ
16:30 終了

7月31日(ワーク2日目)(Bのみ)
9:20        受付
9:30        実習の説明
11:00    実施法の実習
13:00    昼休み
14:00    講義&グループ討議「PEPから支援に」
16:00    質疑
※内容・時間については予定と変更になることもあります
※両日とも昼食持参のこと

会場:東京都ウイメンズプラザ 1階視聴覚室 (渋谷区)

参加資格と定員:TEACCHプログラム研究会東京支部会員であること。申し込み多数の場合は選考。基礎講座の参加回数、参加の目的など総合的に勘案のうえ、決定。

申込み:「専用応募用紙」をダウンロードし、必要事項を記入のうえ、メール・ファックスでお申し込みください。専用応募用紙がダウンロードできない場合は事務局までお問い合わせください。応募用紙は漏れのないよう記入ください。事務局より連絡することがありますので、必ず連絡のつく電話番号をご記入ください。

 締切り:6/30(木)。 定員に満たない場合は2次案内致します。 

申込み・問い合わせ: メール: teacchtokyo@gmail.com  /  FAX:050-3488-5766

受講料:8,000円(1日) 17,000円 (2日間)
受講決定の連絡を受けた方は指定した期日までに受講料を振り込んで下さい。振込み確認をもって受講確定となります。確認できないときは、取り消しさせていただきますのでご了承ください。

2011/05/21

FUN15号がアップされました

TEACCH研究会東京支部会報誌の「FUN15号」がアップされました。

FUN15号の見どころ
・東京支部代表黒田美保先生の巻頭言「東日本大震災をめぐって」
・2010年度事例検討会、テーマ別勉強会の報告 等

メール登録されている東京支部会員の方は、「会報ダウンロード」より専用ページにアクセスしていただき、ダウンロードを行って下さい。

2011/04/25

ぷらう44春号(2011年)がアップされました

TEACCHプログラム研究会本部会報誌「ぷらう」44号が出来上がりました。
主な内容
・内山登紀夫会長の「会長のつぶやき」
・実践研究会in愛知の感想
・理事会報告
・列島リレー
・TEACCHコラボレーションセミナー2012のご案内

TEACCH研東京会員の方で、事務局にメールアドレスの登録をお済みの方はダウンロード可能です。上記「会報ダウンロード」から会員用ページにアクセスしてください。

2011/03/28

佐々木正美先生からのメッセージが朝日新聞に掲載されました

自閉症・発達障害の人を案じる
児童精神科医 佐々木正美(東京都町田市 75)

この度の大震災の報に接した当初から、自閉症・発達障害の人々のことが頭から離れません。予期せぬ出来事に対する恐れや混乱が、私達の想像を超えて大きい人たちだからです。

数日前、被災地の人々とやっと電話がつながりました。自閉症児などのご家族は、22日の朝刊で報じられた通り、周囲に迷惑をかけることを気にかけ、つい叱ることもあるようです。しかし、注意するのにも「してはいけない」と否定的にではなく「こうしたらいいよ」と肯定的に伝えるよう心がけてください。

また、見て確かめることができない事柄には不安や混乱が大きい人達ですから、言葉はできるだけ短く、一度に一つのことを具体的に伝えるよう心がけてください。できれば言葉よりも絵や文字の方が意味を伝えやすいことも知ってください。混乱が大きい時には部屋の隅をついたてで仕切るなどして、隔離でなく保護をしてほしいです。

※朝日新聞社から掲載許可取得済み

2011/03/25

TEACCHプログラム研究会東京支部2011年度基礎講座1・2開催のお知らせ

TEACCHプログラム研究会東京支部では、教員、福祉職員、医療関係者、研究者そして保護者たちが集って年間を通じて勉強会を行っております。4月の基礎講座1では「自閉症の特性」と「構造化」について、6月の基礎講座2では「評価」について取り上げます。基礎講座で勉強したことを元に、さらに実践力を養うために7月には、会員対象に評価についてより詳しく取り上げ、PEP3ワークショップを予定しております。連続講座ですので参加を検討される方はできるだけ基礎講座1・2の両方を受講ください。

基礎講座1
日 時  4月24日(日)10:00〜16:30
午前 「TEACCHの概要と自閉症の特性」
午後 「構造化」
講 師  諏訪利明 (神奈川県海老名市立わかば学園)
場 所  ニコラ・バレ9階 JR中央線四谷駅 麹町口を出て徒歩2分





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基礎講座2
日 時  6月4日(土) 13:30〜16:30
講 師  安部陽子 (横浜市南部地域療育センター)
場 所  調布あくろす 京王線国領駅 徒歩2分 コクティー3F

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★参加費 (当日お支払いください)
基礎講座1(一日) 会員1500円、非会員5000円
基礎講座2(半日) 会員1000円、非会員3000円

★お申込み (1)氏名(2)会員・非会員の別(3)お立場(専門職の方は勤務先、学生の方は専攻、保護者の方は保護者とお書きください)(4)返信可能なメールアドレスまたはFAX番号 を明記し、メールまたはFAX(050-3488-5766)にてお申し込み下さい。

※定員に達しましたら、締め切ります。

※毎回キャンセル待ちの方がいらっしゃいます。キャンセルされる場合は必ずご連絡ください。

尚、7月に開催予定のワークショップは、会員の方のみを対象に開催いたします。

2011/03/16

3月21日の総会・講演会は中止となりました

日頃、TEACCHプログラム研究会東京支部の活動にご理解をいただき、ありがとうございます。

この度、3月21日(月・祝)に予定されておりましたH22年度総会、ならびに内山登紀夫先生講演会につきまして、東北地方・太平洋沖地震の影響により中止となりましたことをお知らせいたします。

お申し込みいただきました皆様におかれましては、本講演会を心待ちにされていたことと存じますが、被災状況が極めて甚大であること、さらに停電や放射能被害など安全に関する見通しが立たない状況などを考慮いたしまして、中止の決定をさせていただきました。
状況をご賢察の上、ご理解並びにご了承賜りますよう、お願い申し上げます。

なお、総会につきましては、4月24日(日)に実施の基礎講座1の時に行うことを予定しております。

講演会の今後の予定につきましては、決まり次第、当ブログにてお知らせいたします。

皆様も、今回の事態によってお体を崩されませんように、お気を付け下さい。

TEACCHプログラム研究会東京支部

2011/03/10

2011年度総会資料がアップされました

2011年度総会資料「2011年度総会資料.pdf」がアップされました。
会員の皆様は、「会報ダウンロード」からダウンロードしていただき、3月21日の総会にプリントアウトしてご持参下さい。

2011/02/17

TEACCH研東京支部 H22年度総会・内山登紀夫先生講演会のお知らせ

TEACCHが日本に紹介されて20年が過ぎ、TEACCHの考え方を取り入れる現場も増える一方で、TEACCHへの批判も今だ根強くあります。そこで今回は、当会顧問であり「本当のTEACCH」著者である内山登紀夫先生をお迎えし、TEACCHへの批判を検討し、改めて実践を振り返る機会を持ちたいと思います。みなさまのご参加をお待ちしております。

●講演日時:平成23年3月21日(月・祝) 14:00〜16:30 受付開始 午後13:30〜
※TEACCH研東京支部H22年度総会を講演会終了後20分程度の予定で行います。総会は会員の方のみご参加いただけます。

●講師:内山登紀夫先生 よこはま発達クリニック院長 福島大学教授 TEACCHプログラム研究会代表

●テーマ:「TEACCHへの批判にこたえて」

●場所:東京ウィメンズプラザ(視聴覚室)
東京都渋谷区神宮前5-53-67

●申し込み:(1)お名前(2)メールアドレスもしくはファックス番号 (3)連絡のつく電話番号 (4)会員非会員の別を明記のうえ、メールもしくはFAX(050-3488-5766)にてお申し込みください。席に限りがありますので、必ず事務局までお申し込みください。定員90名。

●受講費:当日お支払いください。
会員:1,000円
一般:3,000円

★総会資料について
予めTEACCH研東京支部ホームページの「会報ダウンロード」より総会資料をダウンロードし、当日ご持参ください。